市原家でシェアハウスをはじめることにしました。
場所は、私たちが住む大分県竹田市。九州の真ん中あたりにある人口2万人くらいの小さな町です。
大分県で一番高齢化が進んでいるらしい。確かに、町を歩いていても、すれちがう多くはおじいちゃんおばあちゃん。
そんな、いわゆる田舎町。いま、シェアハウスは他にありません。
「なんでわざわざこんな田舎で、シェアハウスなんか」
特に、ずっと竹田で生まれ育ったというひとに、そう言われます。
でも私は、この竹田にシェアハウスがあったらいいなぁと思うんです。きっと、私たちが竹田につくるシェアハウスに入りたいひとはいるし、それは、この町をもっと楽しくするために役立つんじゃないかな。
シェアハウスづくり、発信します
こんなことを書きながらも、実は、このシェアハウスについては、決まっていないことだらけです。
決まってるのは…場所。
もともとは、「廣瀬文粋堂」という文房具屋さんだった三階建ての建物。
ここね、城下町の一等地!たぶん竹田で今一番あつい場所。
隣は、竹田のコンビニ「今勢屋」。
その裏はスーパーマルショク。
奥には築400年の建物を使ったカフェ月照楼。
二軒となりは、イタリアンレストランリカド。
向かいは竹田美学が経営するバーができる予定。
今、竹田の人たちにずっと親しまれた場所と、新しくできたスポットが入り混じる場所に、その建物はあります。
3階建て。1階は元々店舗だっただだっ広い空間(用途未定)。2階はリビングと客間になる予定。3階に5部屋あるので個人のお部屋。
決まってないこと…。
名前。
どこまで改修するか、最終的なかたち。
インテリア。
いつからオープンするか。
おいくらにするか
などなど
というか、場所以外のほどんどの部分は、まだアイデアベース。
決めずに、やっていくほうがいい
なんとなーく、このシェアハウスは最終的な形を決めて、短時間で作り上げていくよりも、決めずに、考えながら、やりながら、作っていったほうがおもしろい気がしています。
私たちの性格的に、ビジョンと計画をばっちり決めて、サクサクすすめるのは合わなくて、思いつきとノリの余地があるゆるい感じの方が合ってるというのはあります。
でもそういった性格的なことだけでなく、考えとして、かっちり決め切りたくないのです。
かっちり決めず、やりながら進めた方が、いろんなひとに関わっていってもらえる、というのが一番の理由。
私たちだけの理想の住まいをつくるなら、シェアハウスじゃなくて、自宅でいい。
そうじゃなくて、シェアハウスなんだから。私のいいな、誰かのいいなが、集まってできる空間が、いいと思のです。
自分が関わって作った場所だと認識するひとが増えれば、きっと、ここに集まるひとが増えるはず。うん。そうなったらいいなと思う。
この記事は、その、第一歩。こんな場所があるよ、というアナウンス。
これから、どんな想いをこめて、なにをしていくか、手を動かしながら、ひとと関わりながら発信していこうと思います。
シェアハウスづくりに興味があるというひとに、届いたらいいな。
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「登場したい」というひと、ぜひ一緒にやりましょう!