暮らす実験室にふたつめのシェアハウスが誕生しました。
名前は「暮らす実験室 SIKA」。
大分県竹田市。人口2万人の小さな町の、城下町のすみっこ。なんでもない、でも、なんでもある田舎町に2つ目のシェアハウスをつくってしまいました。
物件は、元歯医者さんでした。1年半かけて、自分たちでフルリノベーションしました(この1年半という期間と時間に、たくさんの物語があるのですがそれはまた別の時に)。
どんな空間なのか、ご紹介します。
リビングルーム
日当たりのいいベランダに通じるこの部屋を、リビングにしたい。でも、狭い。葛藤の末、壁を壊し天井を抜き、ふた部屋をつなげて、広いリビングルームをつくりました。
途中、床下の白蟻被害が判明したり、天井を仕上げるために足場を組んだり(足場の組み方をググるところからスタート)。何度も心折れながら、やっと生まれた空間です。
土地の記憶と歴史とのつながり
こうだったらいいな、というおぼろげなイメージに向けて積み重ねた日々。土地の記憶と歴史とのつながりを生む素材と道具をちりばめました。
あちこちに古材を活用しています。天井は、床や壁を壊した時に出た木材を使っています。
キッチンの隅も古材でデコレーション。ボランティアできてくれた大学生のセンスが生きてます。
大きなアンティークの食器棚が、たくさんの食器を収納しています。食器も半分以上が大分の古物を集めてコーディネート。
そして床は、無垢の日田杉を使っています。日田杉。知らない方もいるかも知れませんが、九州では有名な質のいい木材です。足ざわりがとてもよく、何よりかっこいい!
上の写真を見てもらってもわかるように、ほんとに窓が多くて日当たりがいいんです。
窓から窓へ風が抜け、朝日と夕日、星空と月が、すごしながら目に映る。よし、夕焼けを見よう。と思わなくても、夕焼けに感動できる空間って、うれしいですよね。
帰ってきたくなる、心地よい雰囲気。だけでなく「ともに暮らす」をスムーズにする仕掛けもちりばめています。
使いやすく、会話が生まれるキッチン
キッチンは、コンロも洗い場も二箇所あり、向かい合うような配置にしていて、複数人が同時に、会話しながら料理や洗い物ができるようになっています。
一緒にも、近くにも座れるイスたち
空間づくりで私たちがこだわったものの1つに「距離感」があります。同じ空間に複数の人がいながら、思い思いの過ごし方ができる。そのためには、距離感が調整できることが大事だなぁと。
テーブル、椅子をいくつも配置しました。
5人くらいまで座れる丸テーブル。
光が気持ちいカウンターテーブル。こちらは、ワークテーブルとしてもぴったりです。
窓際のベンチに。
ごろ寝してもゆっくり足を伸ばせる、3人がけのソファ。
同じ空間にありながらも、それぞれが別々のこともできる。ともに過ごすが、心地良い空間を目指してみました。
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さてさて。
リビングが長くなりましね(笑)
個室の案内をスピーディーにいきましょう。
募集中:ゆたかな部屋
ちょっと個性的なお部屋からご案内しますね。
この部屋の入り口を入ると、まずこんな廊下があります。
右手奥がベッドルーム、手前に収納スペースがあり、その2つの空間をお一人で使うことができます。
こちらがベッドルーム。大きな窓があって、日当たり抜群です。
収納スペースは階段下の空間を活用した秘密基地みたいな場所。奥に大きな棚があり、壁には服をかけられます。
そして、たっぷりの本棚もついています。
ものを置く場所、過ごす場所をわけたので、いつでもきれいな寝室で眠ることができるんじゃないかなー!
ものと上手に付き合うことができ、ゆたかな暮らしができますように、という願いを込めて「ゆたかな部屋」と名付けました。
家賃: 48,000円(共益費込み・wi-Fi光熱費別)
募集中:やすまる部屋
この部屋は、まず広い!無垢の床でごろごろ転がりたくなる空間です。
1人がけのソファと古材のテーブル、棚のゾーンで、コーヒーと共に読書したい。モデルルームみたいなおしゃれ部屋。
手作りの収納棚は大きく、飾る収納にチャレンジしたくなりますね。
お二人入居の場合も、荷物の整理がしやすいように、棚はシンメトリーに作ってみましたよ。
白とブルーのテーマカラーに、無垢の床。ゆったりできる空間になるよう願いを込めて「やすまる部屋」と名付けました。
家賃: 48,000円(共益費込み・wi-Fi光熱費別)
募集中:はかどる部屋
佐伯の歯医者さんで使われていた机で、仕事も勉強もはかどるお部屋。
元々は看護師さんたちの控え室だったようです。畳みだった部屋の床を日田杉で張り替え、壁は大分津久見の漆喰で仕上げました。
机が向かう壁は、古材で飾りついつい座りたくなる場所になりました。
流木、鹿の角を使った隠れ家感。お気に入りのものを飾って、自分の空気に育ててもらえるとうれしいですね。
収納もたっぷり。片面一面収納で、奥行きも広い!
ものを隠せるようにカーテンをつけているので、生活感なく、すっきりと過ごせます。
ベッドに寝転がると、流木からぶら下がるライトがみえ、横にはライトが。寝る前の読書を楽しみたくなりますね。
歯医者さんからやってきたワークデスクとベッドを活用して、仕事や勉強、読書などがはかどり、なりたい自分に近づける空間になるよう願いを込めて「はかどる部屋」と名付けました。
家賃: 45,000円(共益費込み・wi-Fi光熱費別)
短期のみ募集中:ふれあう部屋
こちらのお部屋は1月までの短期のみでの入居募集です。1週間や2週間、1ヶ月限定での料金もご用意しているので移住体験やワーケーションの舞台としてご活用ください。
2階の一室。2面にある大きな窓から、光と風がはいる、大きな部屋。
ゆったりお二人で座れるソファ。心地よい光と風を感じながらお仕事がはかどります。
ふと横を向くと、山々と瓦の屋根。紅葉から、新緑まで、四季折々の木々の変化を感じることができます。
そして自慢なのが、収納です。巨大な棚に、本棚、そしてチェスト。
こちらが天井まである、横幅3メートル近い棚。なんでもぶちこめます。
本や書類などが整理できる棚も。こちらはこの家で昔使われていたものですが、古材でデコレーションし、取手を変えておしゃれに生まれ変わりました。
さらにキャビネットも。本棚とお揃いのデザインで、上部は天然木を貼り付けリメイクしました。
そして、ベッドも広々。お二人でもちゃんと寝返りがうてるダブルベッドをご用意しています。
3つの収納とダブルベッド、2人掛けソファとテーブルまで置いているのに、ヨガができるくらいの空きスペースがあります。
ふたりで住んでもいいし、ひとりでも。だれかを招きたくなる、あたたかな空間。「ふれあう部屋」と名付けました。
1週間:42,600円(共益費込み・wi-Fi光熱費込み・洗濯代込み)
2週間:57,600円(共益費込み・Wi-Fi光熱費込み・洗濯代込み)
1ヶ月の家賃:55,000円(共益費込み・wi-Fi光熱費別)
入居中:はれる部屋
こちらはすでに入居中ですが、ご紹介だけしておきますね。
明るく、風が通る気持ちのよい部屋。畳貼りを無垢のフローリングに変更したり、ペンキで色は変えましたが、元々の古い装飾は残して仕上げました。
ベッドとソファ、テーブルを置いても広々。
今はこのお部屋は、住居件ヒーリングサロンとして使われています。
こちらが施術台。大きな押し入れがあるので、生活感なく過ごせるのでサロンとしてもとってもいい雰囲気です。
飾り棚だったり、窓の下だったり、あちこちに収納スペースがあるのもうれしいですね。
夕方に撮った写真ですがこの明るさ。朝も、昼も、夕方も、空とつながるような広い窓が自慢です。光がいっぱいのこの部屋は「はれる部屋」と名付けました。
家賃: 52,000円(共益費込み・wi-Fi光熱費別)
共用設備
みんなで使える設備をご紹介します。
・キッチン
・トイレ 2つ
・洗面台 2つ
・お風呂 1つ
・ドライヤー
・洗濯機
・Wi-Fi(料金は入居者で折半します)
・全室エアコン有り
※各部屋の家具(ベッドやタンスなど)、カーテン、照明などは全てついております
料金・家賃
家賃は1ヶ月 45,000円〜55,000円(共益費込み)となっています。※各部屋の案内をご覧ください。
お二人で入居する場合は共益費として追加で5000円となっています。
備品としてご用意するもの
・ゴミ袋
・ティッシュ
・トイレットペーパー
・キッチンペーパー
・サランラップ
・アルミホイル
・食器用の洗剤
・ハンドソープ
・キッチン用のふきん
・掃除用の洗剤
・掃除機
光熱費について
Wi-Fi、電気、水道、ガス代は入居者で割り、翌月の家賃とともにご入金いただきます。
※お友達の宿泊の場合は、光熱費として500円発生します。
(光熱費計算の時に差し引き、折半します)
入居までの流れ
(1)問い合わせ
お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ
(2)お部屋見学・お話し
現地での内覧が難しい場合は、WEB内覧も可能です。
不安なこと、知りたいことはなんでもご相談ください。
(3)申し込み
書類にご記入、メールor郵送でお送りください。
※入居希望が多い場合、審査が入る場合があり、ご期待に添えない場合がございます。ご了承くださいませ。
(4)契約
身分証の提示をお願いしております。
(5)入居
鍵の受け渡しをします。
※5ステップも書きましたが、最短翌日入居も可能です!
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ぜひ気軽にお問い合わせくださいませ〜