ハロウィンが好きです。
かつては、バカにしていました。仮装とか言いながら、本来クローズドなセクシャルコスプレして町に繰り出し出会いを求めてるだけでしょ?ちゃらちゃらどんちゃん騒ぎしやがって的な目線で見てました。
翻訳すると、うらやましかったのでしょう。
それが、3年半前、竹田に移住して初めてのハロウィン。
お友達が「英語教室でハロウィンパーティーをするからこない?」と誘ってくれ、仮装をしていくことになり、どうせなら…と張り切ってから、変わりました。
仮装って、めちゃくちゃおもしろい!好き!変身願望をこんなにも実現できるなんて、強烈に、最高の機会ではないか〜〜〜〜!!!
そして今年。妊娠9ヶ月の私、史帆は仮装を諦めたのですが、夫のまさしのプロデュースに張り切りました。
キュートな写真があるので、ちょっくらシェアさせてください。
今年のテーマは「もう生まれちゃったの」
最終形態はこちら。
実は2ヶ月くらい前から、赤ちゃんというテーマは決めていて。元ネタは志村けんさん。ベビーベッドの中に、人形の身体だけあり、けんさんが顔を出して赤ちゃんを表現するということをやっていたのです。
その写真を偶然見ることがあり「これだ!」と思ったのでした。
本当はベビーベッドも木で作りたかったけれど、去年巨大ガイコツを作成して、重いのは操作性が悪く、パレードに向かないと思ったので、軽量化を意識してベッドではなく、布団にしました。
では、メイキング。
メイキング。まさこの出産
小物作り ミシンガタゴト
赤ちゃんの帽子、よだれかけ、まくら、掛け布団なんかを、古くなったシーツから作りました。基本、フリーハンド、切りっぱなしで適当です。
ふとん作り。DIY経験を生かして。
実はこのふとん、フレームは木。中は段ボールにして軽量化してます。
フレーム作りには「スライド丸のこ」っていう7万円くらいするやつを動員してます。ハロウィンにこれ使う人、相当レアだと思う。。
できたベースに顔用と手をだす用の穴を開けて、布を被せる。
布の取り付けには、これまたDIYグッズのタッカーと、もっと大きなエアタッカー(コンプレッサー含めると10万円くらいする!!)を動員。
赤ちゃんの身体は、ベビー服に新聞紙と布をつめて。
ぬいぐるみやまくら、赤ちゃんの身体を布団に縫い付けて、装飾。
赤ちゃんになるために、ヒゲ剃ってメイクアップ
化粧して、小物をかぶって、顔はめてみる
ハロウィンパレード「たぴあ」へ
例年通り、遅刻ギリギリで、パレードへ。
いつも企画、準備してくれてるちかちゃんが、今年からはじめた「タピア」というカレー屋さんが拠点。玉来というエリアを元気にしようとおいちゃんたちによって結成された「えびす会」のメンバーがあちこちに立って、子どもたちにお菓子を配ってくれています。
子「ほんとの赤ちゃんじゃないんでしょ?」
子「だって、おっきい足あるもん!」
子「ひげ、生えてるじゃん!」
まさし「これはゴマ付けてるの!」
子「ほんとは何歳?」
まさし「さっき生まれた」
子「うそだ!しゃべってる!」
まさし「天才なの。ハンニバルも生まれたときにしゃべった」
子「だれそれ」
ミルクをあげるコミュニケーション
ベビーマグを用意して、みんながまさこにミルクをあげるというコミュニケーションの仕掛けも用意。
打ち上げの時には、ビールを持てるまで成長したまさこ
裏では娘がキティとコウモリに
フル装備してくれたのはほんの2分ほどで、写真も全然取れず。
長女のコウモリに関しては、1枚も撮れなかった。。。羽も耳も全部作ったんだけどなぁ。まあ、残したかそうじゃないかはどうでもよく、あの瞬間が楽しければよかったのである。
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そんなこんなの、2020年のハロウィン。
我が家はいつも仮装していくだけだけど、企画から準備まで、毎年たくさんの方ががんばって、この人口2万人の小さな町竹田で、楽しいイベントに参加させてもらってます。
もしも東京に住んでたら、こんなに仮装しなかった気がする。身近な友達が笑ってくれるのが何よりうれしい。
貴重な機会、ちかちゃん、みんなありがとう!!