いすを買った。全部で7脚。
シェアハウスメンバーみんなで行った、福岡旅行で、アンティークショップをめぐって出会った。
2脚は、100年ぐらい前につくられたという、木のいす。
5脚は、オランダのスクールチェア。
ものの選びかたが変わったな、と思った。選んだ気持ちを書いてみたい。
「くらしの様子」を想像したら
シェアハウスで使ういすを探してお店をめぐっているとき、頭にあるのは「くらしの様子」だった。
いろんなひとが出入りする。
こどももいて、住人もいて、お客さんもいて。
ていねいなタイプもいれば、おおざっぱなひともいて。
そう想像したら、「いすに気を使わなくていい」ってことが、意外と大事なんじゃないかと気づいた。
だから、もともと古いものにしようと思った。
すでに、傷があったり、色が変わっていたり。使用感がきざみこまれてる。
そのうえで「いい、いす」ってのが、いいんじゃないか?
こどもが、ブロックを投げつけても「やめて!傷になる!」って言わなくていい。
誰かが、赤ワインをこぼしても「シミになってないかな」と心配しなくていい。
それだけで、イライラが減る気がする。
これまでは、どうせ汚れるから、安いものを選んで、買い換えられるようにしよう。と考えて買い物をしたこともあったけど。
このシェアハウスのいすに、その選び方は、ふさわしくない。
買ったいすを紹介しちゃおー
100年前の木のいす
krank というアンティーク家具屋さんで購入したこちら。
正直、一目みたときはなんとも思わず。店内を歩いているうちに、2度、3度、4度くらい目に入って「あれ、いいかも」と思い。
「座っていいですか?」と、座ってみて。
もう、大好きになっていたという、地味だけど、よさに気づいたひとは惚れてしまう系。
ゴッホの絵に出てきたいすにも似てますよねぇ。
鉄釘じゃなく、全部、木の釘でできてるから多分、100年くらい経ってるだろうとのこと。
オランダのスクールチェア
「Galvanitas社製のヴィンテージチェア」だぞ。「ミッドセンチュリーのダッチデザイン」で「インダストリアル」だぞ。
(会社の名前もはじめてきいたし、ミッドセンチュリーがいつごろなのかも知らない私が書くのもなんですが‥)
スタッキングできるんですよ。
連結もできるんですよ。
しかも、めっちゃ丈夫らしい。
オランダ人って、オリンピックとか見ててもデカいじゃないですか。デカいオランダ人が、学校なんかの公共の場所でガシガシ使っても、壊れにくいらしい。
シートは合板なんですが、熱圧縮して曲げて、表面を樹脂加工した素材なんだそう。
かんたんにいうと、強くて、軽いってこと。
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届いたら、また報告しますね。
このいすが、どんな空間に置かれることになるか。
DIYの日々はまだまだ続く。