こんにちは。暮らす実験室 IKIの市原史帆です。
今日は、暮らす実験室 IKI の建物の内装や設備を紹介しようと思います。
暮らす実験室ってなんやねーんという方に。
大分県竹田市にある、築約50年の物件をリノベーションしてつくったシェアハウスです。メイン機能はシェアハウスですが、ゲストルームあり、イベントもするし、一階はレンタルキッチン&ワークスペース。
それぞれが、したい暮らしを探し、やってみる場になればいう思いを込めてこの名前がついています。
ともに暮らすを、スムーズに。
私たちは、半年以上をかけてこの物件をセルフリノベーションしました。
頭の片隅にあったのは、
「どうやったら、ともに暮らす、がスムーズになるだろう」
ということでした。
「ひとと一緒にいたいけど、ひとと一緒だとめんどくさい」
そんな気持ちありませんか?
それでも、やっぱり、ひとと一緒にいたい思い、ともに暮らすを選択するひとがここに集まってくる。
そうなった時、めんどくさいをのりこえて、楽しさや、感動をふくらませるためにはどんな空間がいいんだろう?
このことを、何度も何度も考えてきました。
私たちがいきついた、というか、これは大事にしたいねと共有している想いは
- 日々の仕事を楽しめる場所にする
- ものの置き場所の見える化
- アートや手仕事を大切にする
という3つです。
家事・仕事をする過程を楽しめる、居心地のよさ。
収納は、隠さず、出す。みんなが場所を把握できるように。
効率や理論だけじゃない、想いやひらめきを共有するきっかけを、目に見える、手で触れる場所に取り入れる。
そんなこの「暮らす実験室 IKI」を、WEBを通してめぐるように、案内したいと思います。
いらっしゃいませも、お帰りなさいも、リビングから。
2階は共有スペース。リビングルームからご案内します。
壁は大分・津久見のしっくいをみんなで塗ったり、古材を貼り付けたり。初めてのDIYでいろんな実験をしました。
古いタンスにアンティークの照明、食器も竹田の作家さんのものを多く取り入れて。暮らすことで、土地と歴史に触れることができるように願ってコーディネートしています。
毎週火曜日はヴィーガンナイト。ヴィーガン料理をつくってみんなで食べる会を、時にはこぢんまり、時にはたくさん集まってワイワイとやっています。
1階は開かれたリビングのような場所
2階が住人用のリビングだとしたら、1階は、住人に限らず、いろんな人が使えるまちのリビングのような場所です。
手前はゴロゴロ畳ゾーン。真ん中は、自由に座れるワーク&ご飯スペース。そして奥はレンタルキッチン。
飲食の許可も取っているし、食器も調理器具も揃っているので、お店をやってみたい方が1日からチャレンジできます。
イベントを開催したり、みんなでプロジェクターで映画を見たりと、いろんな使い方をして、いろんな出会いが生まれています。
出張ラーメンの試食会の一枚。おいしかったな〜。家で過ごしながら、たくさんの一流料理を食べられるのも、IKIならでは。
ドミトリーのゲストルーム
1階の一角にはゲストルームもあります。
4ベットあり、それぞれ中にライトとコンセントがあります。
いきなり移住はできないけれど、竹田での暮らしを体験してみたい、普通のホテルじゃなくて、たくさん交流したいという方にぴったりです。
個室のご案内。どれが好きですか?
3階が住人の寝室になっています。
5つある個室、どれも雰囲気も大きさも全然ちがいます。
2023年5月より入居可能:一番広い「竹楽の部屋」
レトロなフローリングを生かして、壁は真っ白に塗り直しました。
収納がない部屋なので、一つの壁はまるまる棚に。
棚のバックの壁は、ブルーグリーンの漆喰を。
お気に入りのものをディスプレイしても映えますよ。
窓からは、愛染堂という縁結びの神社、御客屋敷という築200年の文化財が見え、竹田ならではの景色が楽しめます。
料金:家賃37,000円・共益費(備品/光熱費/WiFi)15,000円
入居中:女子人気が高い「マッシュルーム」
ブルーグレーの壁に、白い天井。
床は、日田杉をうずくりという独特な凹凸感のある加工をしたフローリングです。
この部屋は、収納だらけ。押し入れも広いんですよねぇ。
部屋自体は6畳と普通の広さですが、収納が多いので、床全体が生活スペースになり、使いやすい部屋だと思います。
女子人気NO.1ですね。
入居中:私が住みたいのは、苔の部屋
個人的な意見です。ええ。
私がどの部屋か選べるとしたら、この部屋。
唯一の畳の部屋。
壁は白い漆喰を塗りました。
天井とふすまは、濃紺。
ねっころがって、読書をしたい。
窓から見える山々が、好きなんですよね。
竹田の城下町がぐるりと山に囲まれていることがよくわかります。
アンティークのタンスの上に、木の棒を渡して、服がかけられるようにしていたり、もともとは仏壇を入れるための棚に板を置き小物が収納できるようにしたりと、収納を増やしています。
入居中:映える壁の「そらの部屋」
広い。
3つの窓で日当たりも抜群。
ブルーグレーに、グレーを塗り重ねてニュアンスをつけた壁。
ベットおいても、タンスおいても、デスクを置いても余裕のある空間。
男性らしくも、女性らしくもなりそうです。
入居者決定:これで十分、これがいい。トンネルの部屋
もともとは、物置に使われてました。
大きさ的には一番小さくて、最後まで残る部屋になるのでは?と話していたこの部屋。
一番気合を入れて手を入れたら、「ここがいい!」という声続出の部屋になりました。特に男性からの人気が高いですね。
狭さと収納の少なさをカバーするために、壁一面を収納に。
そして、小上がりのように一段高いスペースを作ることで、その下も全部収納となりました。
片面の壁と天井は、ニュアンスをつけて塗った色漆喰。
コンパクトな城ができました。
「暮らす実験室 IKI」住人募集詳細
住所
・交通
豊後竹田駅 徒歩6分
最寄りの空港は大分空港または熊本空港
入居条件
男性OK
女性OK
外国人OK
日本人:住民票、本人確認書類(顔写真付きOR顔写真)
外国人:住民票、本人確認書類(※住民票をお持ちでない場合は、在留カードなどのコピーをお願いいたします。)
共用施設
リビング&キッチン×2(1Fと2F)
風呂・シャワー ×1
洗濯機×2
トイレ×3
インターネット(無線LAN)
駐車場あり
駐輪場あり
料金
家賃|月3〜5万円(部屋ごとに違います)
※家具や照明も各部屋に備えつけてあります。
その他、お試し入居やショートステイなどのプランもあります。
ぜひ一度、気軽にあそびにきてくださいね。
宿泊、イベント利用もできますよ。
いかがでしたか?
正直、完全なシロウトのDIYなので、実際見にくると荒が目立つところはあるけれど、壊れた時、変えたいなと思った時に、自分で直せるので、それもいいなと思っています。
興味がある方はぜひ、見学にきてくださいね。