新シェアハウス 入居者募集スタートしました!

新シェアハウス内に整体・ヒーリングサロンをオープンした土田さん。話を聞いたら評判の理由が見えてきた

大分県竹田市に評判の「整体」がオープンしたのは、みなさまご存知でしょうか〜?

私の周りはかなりの割合でリピートしていて「疲れたらここ」的な存在になっている。それが、私たちの新しいシェアハウス「暮らす実験室 SIKA」の一室に、去年の9月に移住してきてくれたツッチーこと、土田さんがやっている「ととのえ処 つながる」整体とヒーリングのサロンでございます。

土田さんは「暮らす実験室 SIKA」に住みながら、その部屋でサロンもオープンしてくれているのです。

今回は、そんな土田さんの竹田への移住と、向き合ってきている「ととのえる」ことのお話を聞いてみました

流れ作業のような東京での整体施術に疑問を

元々、東京の整骨院付属の整体で働いていた土田さんは、毎日分刻みで何十人も施術することに疑問を持ったそうです。流れ作業のような施術では、一時的な改善しか促せず、本質的な問題解決にアプローチできない

痛みの根源は、痛んでいる場所ではなく、別の場所にあることもしばしば。例えば、腰が痛いけれど、原因は足にあったり、またまたストレスや悩みにあったりと。

ひとりひとりていねいに向き合いたいと独立し、埼玉でサロンを開業します。

「もっとできる。もっと深く」その思いから、ヒーリングを取り入れるように

「これまでできなかった、1人1人じっくりと時間を取った施術ができるようになった。けれど、施術を続ける中で『もっとできる。もっと深く』という思いが湧いてきたんですよね」と土田さん。

「身体メイン」の施術を、時間をかけてできるようにはなったけれど、「身体だけでは足りない」ケースに出会うことも。物質的な身体ではなく、その人の全体と向き合う必要性を感じていったそう。

ヒーリングに出会ったのはそんなタイミングでした。

心や身体が持っているエネルギーに向き合うヒーリングの視点は、身体ではなく、人そのものを見るから、方向性として自分のやりたいことと合っている。」

独立して2年が経過した頃、ヒーリングを取り入れた施術をスタートしたのだそう。

その結果、身体どうの以前に「何かが」しっくりこない、同じ症状を繰り返しているというニュアンスの人が増えてきて、人生や生き方といった踏み込んだ形で施術を行うようになっていきました。

これから先をおもしろくするには…移住!?

開業して5年が経ったころ、ふと「これから先、どうすれば自分の人生が面白くなるかな?」と思った土田さん。

自分が、10年以上同じ家に住んでいて、環境にも慣れ、新鮮味を感じなくなっていることに気づいたそうです。

「よし、自分の知らないもの、新しいことをしよう」

そう思い、アンテナを立てて探しはじめました。

去年の4月に出会った画家の方が高千穂で共同生活をしていることを知り、興味を持ち5月に宮崎へ。そこで紹介されたのが、ここ「暮らす実験室 IKI」でした。

「竹田?どこ?と思いながら、前情報も何もない状態できてみた。そしたらね、おもしろそうな人がいっぱいいた。何も知らないけど、おもしろそうな人が集まったら、絶対おもしろくなるから、これでいいって思ったんです」

初めて訪れた時に「住みたいかも・・いつから住めますか?」と聞いてくれていた土田さん。(まだできてないのに、そう言ってくれた!感謝!)

「あと、暮らしの環境としては、東京でネックだったのは水のまずさでした。毎月、温泉水とかを、取り寄せていた。自然に近い水が、プラスチックに詰められて、燃料を使って運ばれてくるという、不自然さ。これはなんなんだろうと(笑)だから、やっぱり水がいいところに行きたいな。あと、ご飯が美味しいところ。その点でも、竹田はぴったりでした。」

そして、新しいシェアハウス「暮らす実験室 SIKA」ができたタイミングの9月に移住してきてくれました

(正確には、完成ではなくなんとか住めるようになったタイミング・・・)


すぐに子どもたちに好かれまくったツッチー

人と関わりにきた。暮らしでも、施術でも

竹田で、どんなことしようと思ってたの?と聞いてみると・・・

「最初は、どんなことをしようとか全然なくて。ちょっと、人といることの怖さがあった。人といてみて、自分がどんなことを感じるか味わってみていたところがあります。多分、やろうとしていたのは「人と関わるぞ」っていうこと。施術に、人の全体性と関わる要素を入れていったように、日常でも人と深く関わることをやりにきた。それは、自分自身とまた出会っていく行為でもあるんだと思います。今はその途中にあるのかな。」

元々、人に頼るとか、甘えることも得意じゃないんだそう。だから、知らない土地で、何もないからこそ可能だと感じたのだとか。

みんなで縄文遺跡を見にいくピクニニックへ行ったりしました〜

人と関わることを重視しているのは、暮らしだけじゃなく、施術においても同じなのだそう。

決まったことをするというより、その時に、その人に合ったことをしていきたいな。その時々で、その人の状態って違うじゃないですか。だから、自分がやりたいことっていうよりも、するべきことをやっていけたらいいかな、と」

それを聞いて、うんうんと頷いてしまった私。

東京で、分刻みの大量の整体の施術を行なって、整体のテクニックや知識が刻みこまれている土田さん。でも、それだけじゃ足りないと、じっくり身体に向き合い、その後、心にまで踏み込んできたこれまで。

そんな幅広い経験があるからこそ、竹田で出会う、いろんな人の「その時々」に合わせて、土田さんにある引き出しが開かれる。ぎっくり腰で動けない人が、今動き出すための施術もできれば、長らく治らない腰痛を改善するサポートもするし、よくわからないけれど体がダルい、という方にも向き合える。「今必要なのはこれ」と、取り出すことができる幅が本当に広い。

実際、土田さんのクチコミをみると、本当に多様。肩こりが治った、腰がよくなったという、身体面での効果を伝える人もいれば、疲れた時に癒しの時間としていきたくなる、前向きになれると言った精神面を書く人もいる。そして、リピーターや口コミでの紹介が多い。よかったからお父さんに教えたら、お父さんがハマってる。夫婦で通ってる、など。

これはわたくしごとだけれど、竹田は小さなまちだから、東京や埼玉に比べてビジネスが軌道に乗りにくいんじゃないか?と少しの心配があったのは事実です。だって、うちのシェアハウス起点で移住してきてくれるから、不安ない楽しい暮らしをして欲しいじゃないですか。

でも、本当に技術があるから、着実にお客さんが集まってきているようで、うれしい限りでございます。

知り合いが、私が紹介したわけじゃなくいつの間にか通っていて「ツッチーうまいよね」とコメントしてくれたりするのもめちゃくちゃうれしい。

変わる力はその人自身が持っている。僕はきっかけを作るだけ。

最後に、土田さんの話で印象的だったフレーズを紹介しますね。

整体師としてというより、まずは、人と人として向き合うことを大事にしたい。上も下もなく、対等に。技術というより、まずは心で。僕がよくするというより、変わる力はその人自身が持っている。だから、その人自身がよくなる、きっかけになれたらいいな」

竹田で新しい日々をスタートさせているツッチー。

私たちが運営している「まちホテル」とコラボして、竹田旅行でのヒーリング体験として提案したり、アウトドアでのリトリート的な施術体験をやってみよう!などいろいろ企てております。

みなさま、ぜひ、つながってみてくださいませ〜!

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シェアハウスの一部屋がこんなに素敵な施術スペースに!

写真は直人くん

モデルはかおちゃん♡

ありがとうございます!

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